明大博物館に行ってみた🐱その2

十手(じゅって)

 

時代劇を見ていると、

侍の余力や、岡っ引きが持ってる、

あれですよ、なんか、変な形の棒?

 

これは、奉行所から

身分証明書みたいなものとして支給されるものであって、そんなに実用性はなかったらしい。

 

カスタマイズして、素敵な彫り物を付けたり〜とかする人も居たそうで。

 

ちなみに、岡っ引きは、余力が個人的に雇っている手下なので、

 

残念ながら十手は支給されません。

 

剣客商売とか鬼平犯科帳とかみてても思うけど、手下はホンライは捕物を手伝う訳ではなく、色々な情報を集めて来てくれるらしく。

 

だから、他に商売とかしていた人も多かったらしい。お小遣い稼ぎの、隙間に情報収集って、ことかしら。

 

たまに捕物に余力が持参する

素敵な房の付いた十手。

 

これは、主に儀式のときとかに使われるもので、普段は持ち歩かないそうです。

 

しかも、十手は貸与、だからねー。

辞めるときは返しましょう(そうなのかな?)

 

以前、二股なのは相手の刀を絡め取ったり、折ったりするため〜って聞いたことがあったけど

 

よっぽどの実力者じゃないとあんな短い十手で刀相手にそんなこと出来ないよね。

 

でも、金属で出来てる十手。

あれで殴られたら、無事では済まないと思います。